ー翌朝ー
亜寿華が起きると隣に聖哉の姿はなかった
「…聖哉?」
少しの間外を見ていると聖哉が戻って来た
「亜寿華、おはよう」
「どこへ行っていたんだ?」
「亜寿華…次の仕事だ…行けるか?」
心配そうな顔をする聖哉に亜寿華は笑ってかえした
「行こうか!…で、どこの軍だ?」
「△△軍だ、□□軍との戦で手を貸して欲しいと…んで1ヵ月は△△軍の城に泊めてくれるんだ、悪い話じゃねぇだろ?」
亜寿華は頷いて寝巻きを脱ぎ始めた
「亜寿華…俺の前で脱ぐのやめてくんね?」
「…全裸ではない、さらしは着けている」
聖哉は呆れ顔をした
「あのさ、俺の事男として見てくれてる!?」
「…………………多分」
「多分って…まぁ俺意外の男にそんな姿見せんなよ」
聖哉は真っ赤になりながら部屋を出ていった