あんまりお腹も空いていない私は、レトルト食品で簡単に朝ご飯を済ませた。


私の作ったパン粥を食べ終わった強盗さんは、そのまままたゴロンと横になる。


身体もしっかりあったまったみたいで、震える事はなくなったみたい。


だけど、やっぱり裸に毛布1枚はちょっと寒いよね…。





「干した服、まだ乾かないかなぁ」




私はもう1度外に出て、ロープに干した洗濯物に触れてみた。



「…うーん。
まだジメジメしてるけど…とりあえずブラとパンツだけはもう付けちゃお。
着てる間に乾くよね」




やっぱり真っ裸に毛布はなかなか落ち着かない。


下着だけでも着てればだいぶ違うもんね。

そう思ってロープから外し、身に着ける。




「…ひゃーっ」



…じんわり湿気ったブラが胸を覆い、ゾクゾクっとした。


同じく湿気ったパンツもはいた時は、お尻が縮まりそうだった。


何かスゴいマヌケな格好になっちゃってたかも。