瑠未はそのままゴミの上を歩き、
机まで辿り着く。

すると、棚からゲーム機を出した。


「…はぁ…」


実はあたし、
ラブ漫画描いてるくせに、
恋をしたことありません。

人を好きになったり…。
そんな経験一切無し!


でも…。



瑠未は電源をつけると、
真剣に画面を見つめた。


画面には1人の男が映る。

はあっ!

やっぱりいつ見ても
カッコいい!


そう。

乙女ゲームの男に
恋してます。