きりーつ、れー


なんていう号令係の声に合わせながらペコリと頭を下げた。




先生の来てたことさえ気付かなかった。





よくね、前と同じように話せてるのかなーなんて思うの。



ぎこちなくなったりしたくない。


中学の時みたいにわいわい騒いで笑って泣いて、いっぱい話したい。




だからこの気持ちも。


このドキドキも。


全部あたしの中にしまっておく。



好き




好き




大好き。