7時にいつもの裏公園に
着くと祐真はすでに居て。


「ただいま、ゆい」


微笑みながら話し掛けてきた。


「遅いよ、ばか!」



祐真はふっと笑うと

「お帰り言えよ、ばか。」

と言った。


「おかえり、祐真。」





「まあ、まだ一時帰国だけどな(笑)」




「え?」



よく聞こえなかった。



「なんでもねーよ?」



「そか。」






「祐真さ、
向こうでも使えるアドレスを教えてよ。」


「返事出来ねえよ?」


「ん。でもいい!」



そういう私に祐真は
にっこり笑うと、
わかったよっと呟いた。