「次は歴史か...あの先生の授業つまんないんだよね」



ポソッと呟き、窓の外を見る

桜の木は葉桜となり、その奥には青く輝く海



少しのびをしてからまた机に目をむける


そこにはバツばかりのテスト


ため息すらつけない

あぁ現実逃避がしたいなんて考えていると

「うわっ透海〜、丸ないじゃん」



となりから可愛らしい声がきこえる