「これが・・いいです」


「よし、履いてみなさい」


そう言われて私はそっと
白のミュールを履いた。


「あら~!超似合ってるじゃないの!!!」


全身鏡の前に立って
自分の足元を見ると
私の肌の白さとミュールが
すごいあっていた。


「っと次は!服っ!」


カチッと
リモコンを操作すると
靴部屋は無くなった。


「さあっ、選びなさい♪」


選びなさいって
言われましてもー・・
普段ジャージ生活を
している私にはセンスが
無いので全くどれを
選べばいいのか
わからなかった。


まあ、靴がこれだけ
可愛いわけだし
何でも合うものよね!!


私の考えは実に
甘いものだった。