その中にはおとぎ話に 出てくる様なガラスの靴 とかもあったりした。 一体誰が履くって いうのだろうか? 「気にったの選びなさい」 私は部屋を見渡して じっくりと靴を 観察していった。 ・・・これ 可愛いかも。 私が手に取った靴は シンプルな白のミュール。 センターには 可愛いリボンが あしらわれていた。 これこそ ビビっと来たって 言うんじゃないだろうか? まるで靴が私を 呼んでいるかの様に 惹かれてしまった。