店内はピンク×ピンク
つまりピンクだらけなわけで。


確かに魔法の
かかった様な部屋だった。


「さあ、地味女ちゃん、眼鏡とそのだっさ~い三つ編みを外しなさい。」


「・・・・はっはい・・。」


地味女ちゃんという
呼び方は辞めていただきたい。


ともかく私は女の人の言う通り
眼鏡と三つ編みを外した。


「・・・・この時点で魔法みたいね。こんな顔してるなら早く言いなさいよ~!!燃えてきたわ~~~~っ!!」



女の人は口をパクパクさせながら
燃え燃え言いながら
ちがう部屋に行ってしまった。


燃え燃えが段々萌え~に
変わっているのは
気のせいだろうか。