ほなみは、休み時間になると、 あんなキツイ言葉をかけられたにも関わらず話し掛けてきた。 そんなほなみがウザかった。 ただただ目障りだった。 早く、ほなみのその目にあたしに対する「憎しみ」や「怒り」が芽生えればいいと、 心の底から思った。 いや、違う。 芽生えさせてやるのだと誓った。 そんなある日、タイミングを見計らってオトすため、 あまり話していなかった翔平があたしに話しかけて来た。