日向との霊糸はつながっていたが、ほとんどスサノオの意思で動いていた。



スサノオは次の相手を探しているようだった。



玲子を見つけると、玲子の体を手で掴んだ。
そのまま、握り締め始めた。



「日向君、止めて」



玲子が言っても止める気配がなかった。
遠くの空に黒い点が近づいてきた。



月島の乗ったドラゴンだった。



月島は手にお札を持っていた。



ドラゴンを急旋回させて、スサノオと日向の間に入ると、霊糸に札を貼った。



月島が叫んだ。


「切断!」



スサノオと日向の霊糸が切れた。



それを見届けて、携帯を取り出して叫んだ。



「バトルフィールドセット」
辺りがゲームの中に入った。



スサノオは驚いたのか、玲子を離した。



スサノオは辺りを見回しながら、バトルフィールドの奥に進んで行った。



月島はバトルフィールドを解除して、現実に戻った。
月島は玲子と気を失っている日向をドラゴンに乗せて運んだ。



月島は神社の中にある建物に連れて行った。



月島は玲子と日向を建物の一室に休ませた。



ーーーーーーー
朝になった。



日向は布団の中で目を覚ました。



廊下から誰かが近づいてくる気配がした。



障子戸を開けて、月島と老人が入ってきた。



老人が日向と玲子の顔を見ながら言った。



「気分はどうかな?

ここなら、洋魔の手が届いていないから、落ち着いて暮らすといい」



玲子と日向は老人に助けてもらった礼を述べた。



月島が実際に助けたのは自分だと胸を張った。


老人は玲子に言った。



「あんたのお祖父さんとは昔からの知り合いでな。

今回は気の毒だったのぅ」



玲子は目に涙を浮かべた。
ーーーーーーー
朝になった。



日向は布団の中で目を覚ました。



廊下から誰かが近づいてくる気配がした。



障子戸を開けて、月島と老人が入ってきた。



老人が日向と玲子の顔を見ながら言った。



「気分はどうかな?

ここなら、洋魔の手が届いていないから、落ち着いて暮らすといい」



玲子と日向は老人に助けてもらった礼を述べた。



月島が実際に助けたのは自分だと胸を張った。


老人は玲子に言った。



「あんたのお祖父さんとは昔からの知り合いでな。

今回は気の毒だったのぅ」



玲子は目に涙を浮かべた。
ーーーーーーー
朝になった。



日向は布団の中で目を覚ました。



廊下から誰かが近づいてくる気配がした。



障子戸を開けて、月島と老人が入ってきた。



老人が日向と玲子の顔を見ながら言った。



「気分はどうかな?

ここなら、洋魔の手が届いていないから、落ち着いて暮らすといい」



玲子と日向は老人に助けてもらった礼を述べた。



月島が実際に助けたのは自分だと胸を張った。


老人は玲子に言った。



「あんたのお祖父さんとは昔からの知り合いでな。

今回は気の毒だったのぅ」



玲子は目に涙を浮かべた。
玲子が老人に尋ねた。



「日向君の憑き神はどうなるのですか」


老人は言った。


「封印の札を剥がして、また、くっつければいいんじゃ。
あの封印の札は奴らには剥がせないから心配ない」



日向は黙って頷いた。



月島が

「そんなに気を落とすなよ。

俺がいつでも、ゲームの中に連れて行ってやるぜ」


と、言った。
老人が苦笑いしながら言った。



「日向君には、ここで修行をして、もっと霊力を高めないと、また、スサノオが暴走してしまうぞ」



日向は黙って頷いた。



玲子が自分も一緒に修行すると言った。