玲子の祖父が言った。



「ここは俺に任せて、お前たちは那須に行け!

日向君。玲子を頼んだぞ」



玲子の祖父は呪文を唱えながら印を結んだ。



玲子がその場を離れようとしなかったが、日向は腕を引っ張ってその場を離れさせた。