高校を卒業した後、私は運送会社の事務員として働き始めた。
「社長、判子ひとつ押し忘れっ」
作業上着を羽織りながら外に出ようとする社長を追いかける。
「お、すまん。すまん」
「ここにひとつお願いします」
「ほい、ポン」
私は書類と手をひらひらさせて送り出した。
「気を付けて行ってらっしゃい~」
手を振る社長と入れ違いに2才上の4トントラックの運転手・真山さんが帰ってきた。
「お帰りなさい!」
思わず笑顔になる私。真山さんも笑顔で答えてくれる。
「ただ今戻りました」
仕事は難しくないし、体育会系の社長も運転手も皆、さっぱりしていて良い人達だった。
そして、気になる人も・・・。
告白なんて恥ずかしくてできないけど、私なりに毎日楽しく仕事をしていた。
「社長、判子ひとつ押し忘れっ」
作業上着を羽織りながら外に出ようとする社長を追いかける。
「お、すまん。すまん」
「ここにひとつお願いします」
「ほい、ポン」
私は書類と手をひらひらさせて送り出した。
「気を付けて行ってらっしゃい~」
手を振る社長と入れ違いに2才上の4トントラックの運転手・真山さんが帰ってきた。
「お帰りなさい!」
思わず笑顔になる私。真山さんも笑顔で答えてくれる。
「ただ今戻りました」
仕事は難しくないし、体育会系の社長も運転手も皆、さっぱりしていて良い人達だった。
そして、気になる人も・・・。
告白なんて恥ずかしくてできないけど、私なりに毎日楽しく仕事をしていた。