「暗くなったら親御さん心配するやろ?」


「帰りたくない…」


…何言ってんねん

自分の馬鹿

「けど、さすがに帰らな…」

恥ずかしがった自分が嫌になり


無関心な拓磨にとてもムカついた


「分かってるよ。もう、帰る」

ため息をついたとき


「自分の趣味ばっかりに熱中してすみません…」

「いいよ。会えないの寂しいけど」


「来週の土曜日。会お?」

「まじ?」

「うん!」


「ぁりがとう///」


改札口の前まで送ってもらい帰った