新宿にはおしゃれな女子高生が沢山

「あの子モデル並に細くない?」

ふと自分の脚と比べてしまう。
私の脚の方が倍ほど太く憎らしかった。

「園子だって細いじゃん」

私は下半身デブでどうしても脚の太いのが気になる。
優里も京子もすらっとした脚で制服に栄える。
二人と歩いてると私の太い脚が余計に引き立つ。

「私本当にダイエットしなくちゃ」

私はこの時本当にダイエットを決意した。

「えー、園子ダイエットするの?無理は禁物だからね」

「園子がするなら私も間食なくそっと」

ダイエットがこんなにも辛い物とは思わず
けど少しでも可愛くなってかっこいい彼氏をgetする為!

「それじゃダイエット頑張ろうね」

「うん」

私達はその会話を最後にそれぞれ家に帰って行った。

「ただいまー」

家に戻っても隼人はまだ帰って来てなかった。

「さてと、隼人の夕飯作らなくちゃ」

テキパキと冷蔵庫にあったあり合わせ物で野菜炒めやスープ
合計6品作り私の夕飯は
ヨーグルトのみのダイエット食。
ヨーグルトだけはやっぱお腹がすく。
けどここで食べたらダイエットの意味がなくなる。

「よし、起きてたらお腹すくから寝よう」

まだ8時すぎだが私はベッドに入った。