「ゆずっまずあれに乗ろう」


優美ちゃんが指をさしたのは定番のジェットコースター


乗ってみると…


「気持ち悪いっ」


早速酔ってしまった。


「だらしないな」


優美ちゃんはこれぐらいでと言って呆れていた。


「先に行っていいよ。あたしちょっと休憩する。」


「じゃあ健と先に行くね」


優美ちゃんはお構いなしに行ってしまった。


「大丈夫か?」


「あっすいません。ありがとうございます」


あたしと残ってくれた悠斗さんは心配しながらもにこっと笑った。


「休憩したら俺たちも行こう。あまり絶叫ではないやつ」


「はい。ありがとうございます」

あえて絶叫ではないやつと言ってくれたのかな?


ちょっと申し訳なくなった。