プルルル…


昼休みにちょうど電話がなった。


「だれ?」


優美ちゃんがすかさず聞いてきた。


履歴を見るとおもいもしない人からだった。


だってここ学校なのに。


「もしかしてダーリン?」


優美ちゃんの顔は好奇心で満ちあふれていた。


「うん…」


「さっさとでな?」


場所を考えない優美ちゃんには感心する。


ここ教室だよ?


皆いるのに…


困りはてながらも電話にでた。