席替えだ・・・


私は、三番だ!



「理亜~何番だった?」
「私三番だった」
「マジ?前後だ!
 うち二番~♪」
「ほんと?やった」


なんと光と前後の席
嬉しいけど・・

余計にいじられそう・・・
ま、いっか



「あ、うち中山の隣だ!」

光がそういった。


「良かったじゃん」


光は中山くんが好きらしい
お似合いだと思うんだ♪

だから応援してる。
光こういうときは可愛いから
恋してる女の子は可愛いと思う。


でも周りにはただ付き合ってるだけ、
そんな人もいる。
本当に好きじゃないのになぜ付き合えるのか不思議に思う。


なぜだろう?
私はそんな恋ならしない。
そう決めたんだ




「理亜も好きな人つくればいいのに」
「だって恋なんてわかんないもん」
「可愛いのにもったいない」
「可愛くないし!」

こんな会話をしながら席に座る

隣に人が座った。

私の隣誰だろう・・・




あ、村上だ・・






気まずいな・・


何か話さなきゃ

これからずっとこんな状態は嫌だよ…

「あ、あのさっきのことは忘れるから、普通にしよう」

これしか口からでなかった