「は?なんでわかんの?」

この男桜帷彰羅--サクライアキラ-
この男は時々翠とともに行動するうちに広まり自分で桜帷彰羅と名のり翠もそう呼んでいた
もちろん、翠も彰羅も本名ではないが…

「音が聞こえる」
「あー、お前耳いーもんな?
耳だけじゃねーけど」
「5、60人くらい」
「少な!そんだけで俺らを潰そうとか
俺らどんだけなめられてんの?(黒笑)」

その彰羅の笑いには殺気が混ざった黒いものだった

「来た」

「てめぇら!!よくも俺らん仲間やってくれたじゃねぇか!!!」

「「うるさい(せえ!)」」
二人の声がハモった

「二人…?つー事は…!頭!こいつら
神坂翠と桜帷彰羅っすよ!!多分」

「正解♪よくわかったね?なんつって(笑)」
ゾク!
その場にいた翠以外が震え上がった

「う、うるせー!相手は二人しかいねーんだ!やっちまえ!」

「うるさいって言わなかった?」

翠のその一言で場が静まり返った

「そんなにばれたくねーんだ?あれ
クスクス」
その中て唯一しゃべれるのか彰羅だった