「すみませんでした！！！」

「うちの姫華になんてことを・・・！」

城崎の父は恐ろしい顔で俺を睨んでいる

「あなた、落ち着いて・・・」

「落ち着いてられるか！こんな奴が我が家に遊びにきていたとは・・・なぜその時気づかなかった」

「すごくいい子そうで・・・わたし・・・そんなことするような子にはとても・・・」

城崎の母はかなり困惑している

「姫華、本当に桜井君にされたの？」

「・・・・・・」

なんで黙ってるんだよ。本当のこと言ってくれよ

「怖くて言えない・・・か・・・よくも姫華を・・・」

「金輪際、うちの姫華には一切近づかないでいただきたい」

「あなた・・・」

俺は少し戸惑ったがこう答えた

「わかりました」






城崎はどうして何も言ってくれなかったんだろう。どうして青木がやったと言ってくれなかったんだ・・・