その少しの仕草が
私の心を
キュッとしめつける。
鼓動が早くなるのが
自分ではっきりとわかる。
「べっべつに
普通だったとぉもぃまっます…」

だんだん声が弱々しくなっていく。
やっぱり
恥ずかしがり屋は直らないと
確信する。