「ねぇー…」

「ん?」

「この出会いが運命なら、またどこかで 逢える…よね?」


「当たり前じゃん。」


この言葉に安心を感じる。
また逢える、
そう強く想うことが出来るから。


「ぢゃぁ、もう行くね、」


大好きな彼とはもうお別れ

「……風邪.引くなよ?
元気でな。」


ヤバい…涙が落ちる。

見られたくない…。


「ばぃばぃ…。」




下を向いたまま、

彼の顔を見ることなく、



飛行機へと乗りこんだ。






最低で、






最悪な、







別れ方になってしまう。