真っ直ぐ寝室へ向かった。

明かりもつけずに、ベッドに倒れ込んだ…。

頭が働かない。

これからどうしたらいいのか、考えなきゃいけないのに…。

思考は停止したまま動こうとしない。


…涙がつたった。

泣いてることさえ、気付けなかった。

悲しいの?

苦しいの?

悔しいの?

…私をどの感情が支配しているか、わからなかった。

ただ…喜びの涙ではないことは確かだった。