「…受けてあげる。検査。」

何故か上から口調。。。

「本当か!よし!
予約とならきゃな!

何にもないなら何にもないで安心できるし…。」

先生はブツブツ言いながら、パソコンの画面で予約の確認を始める。

凄く嬉しそう。

検査受けるってだけで、こんなに喜んでくれるなんて…

いい先生だよね?


二週間後に検査の予約をとった。

「…でも、どう言う心境の変化だ?
紘が検査うけるなんて…。」

私が一年以上も断り続けてきたから、酷く驚くのも当たり前だろう。

「…さぁ?長生きしたくなったんじゃない?」

適当に返答し、バイバイと手を振って、診察室を出た。