「やだ~!」
先生の前では悪ガキのように振る舞う。
案外…先生にも気を許している。いや…許し放題だった。
「…(苦笑)
はい…胸だして!」
「いやんっ!先生のエッチ!!」
聴診器をあてようとする先生におどけて見せる。
「………。恥ずかしがるような胸なんて持ってないだろう?」
呆れた様子で聴診器をあてる。
私はケラケラ笑い続ける。
こんな笑ってて…何か聞こえるのか?
「……。後ろ向いて。」
「…もっと優しく言って。。。」
上目遣いで先生に訴えた。
なのに無言で椅子を回され、背中を向かされた…。
クスクス。
看護婦さんが二人の様子を見て笑っている。