「お湯、丁度よくなったから入ろうよ?」
琥太郎が振り返り、私の頭をポンポンっと叩いた。
どっちが年上なんだか…。
琥太郎のお陰で、私は気持ちがすごく楽になっていた。
私は琥太郎の胸に寄りかかり、後ろから琥太郎が手を回してる。
幸せな時間…。
このまま、時が止まればいいのに…
叶わない願い。。
琥太郎の細くて綺麗な手が、私の体にそっと触れた。
優しく包み込むように…。
「紘さん…。」
耳に琥太郎の息がかかる。。。
それだけで、体中に電気が走るような感覚…。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…