旦那への不安と、

現状への不安。。。

どっちも私を苦しめた。

私はどうしたかった?


不安な気持ちが隠せないでいた。

琥太郎にも、それは伝わってたよね…。


「本当にいいの?」


私は…無言で頷いて、
琥太郎を抱き締め返した。

この温もりに、包まれていたら…不安も消えていく…。


頷く返事と同時に琥太郎は唇を重ねてきた…。

深く長く…。


現実を忘れさせてくれるような。。。

優しいキス。。。