待ち合わせの場所について、辺りを見回す。 まだ来てないみたい? ホッとして、デッキの方へ進んで行った。 視線に一人の男の人が入ってきた。 長身で、なんだか目を惹かれる。。。 無意識に見とれていた…。 「…紘さん?」 「……っ!琥太郎君!」 全然気付けなかった…。見とれてた相手は、琥太郎本人だった。 いつもと全然雰囲気が違う。 何て言うか…大人っぽい。。。 それにしても、気付かないなんて…間抜けすぎ。