「…紘。。。いつまで真っ白なの?」

渋々布団から出て、
私と対面に座りながらも…一つも目を合わさずに琥太郎がボソッと呟いた。

「何が不服?」

冷たく答える。

「白。」

「そんなに白が嫌いだったっけ?」

「今日、嫌いになった。」

………何の話をしてるんだか。。。


いつまでも…こんな意味のない話を続けていても、時間が無駄なので…。

顔を洗うことにした。

いい加減、腫れもひいてるよね?


「わぁ~。紘が戻ってきた!」


大喜びで、飛び付いてくる。。

そんなに…でした?