家についてから、次の日出掛けるまでの間、琥太郎は一時も私から離れようとはしなかった。

「ね、琥太。トイレぐらいは…。。」

そう…トイレにまで一緒に入り込んでくる始末。。。

「やだ。一瞬も離れたくない。」

…あは。
こんなにも寂しがるなんてね。

でも…私も一瞬も離れたくなかったから、丁度よかった。

…トイレぐらいは離れて良かったんだけどね…。