部屋につくと、琥太郎に急かされて、あっと言う間にベッドの中に入った。

「早く寝ないとダメだよ!
明日、また飛行機長いんだから!」


子供に子供扱いされて…(笑)
でも、相手が琥太郎だと子供扱いされても居心地がいいね。


「…せっかくの旅行だったのに、こんな最後でごめんね。」

本当に謝らなきゃいけないことばかり…。


「謝ることないし?

俺、すげぇ楽しんだよ!

この旅行のこと、一生忘れない。」


…私も。。絶対に忘れない。

絶対に。。。

「ありが…」

言いかけた言葉を唇で塞がれた。

「愛してるよ。
これから先、ずっと。

紘だけを愛し続けるよ。」

嘘、偽りのない、
永遠の誓い…。




そんな誓いの言葉に、私はごめんなさいの気持ちで、胸が一杯になった。