「ごめんなさい。。

心配に迷惑までかけちゃったね。。」

こんな海外で、病院なんて…琥太郎は不安だったろうな。。。

本当に申し訳なく思う…。

「迷惑なんかじゃないよ。

……それより、もっと俺を頼ってよ!

俺ってそんなに頼りない?

もし、あのまま俺が気付かないで寝てたら…

そう思うと怖くてしょうがないよ。。。

何があっても、俺が紘を守るから。

ちゃんと俺に頼ってよ?」

…琥太郎の強い言葉が胸に刺さった。

「ごめんなさい。本当にごめんなさい。

…琥太郎。。。」

涙が溢れて言葉が続けられなかった。

そんな私を琥太郎はそっと抱き締めた。