深呼吸をして電話に出る。

「もしもし…」

[あ!紘さん?
やっぱり紘さんだったんだ!

超嬉しい!ちゃんとかけてきてくれたんだね。]

かなりのハイテンション。。。


「かけるよ~。ってか、折り返してこないかと思ってた。

騙されたんじゃないかって…」

緊張がばれないように、茶化しながら話をする。

[ひどいなぁ~。
俺ってそんな風に見られてるの?

ちゃんとかけ直しますよ!]

琥太郎の元気さに、だんだんと緊張がほぐれていった。


他愛もない話を1時間くらいして…

2週間後に飲みに行く約束をして、電話を切った。

…2週間後。。。
本当に約束しちゃった。

まだ心臓がドキドキしてる。

意識しすぎだよね?