━午前2時… ゴホッゲホッ… ………またこの時間… 激しい咳とともに目を覚ます。 隣には、私を囲むように琥太郎が横になっている。 静かに、起こさないように咳を我慢しながらベッドを出る。 「いっ…!」 ひどい胸痛。 苦しすぎて、意識が飛びそうになる。 息をするのもやっと、喉から空気の通る変な音がする…。 …助けて。。。 声にならない叫び…。 …たすけて。。