私のいない未来を、勝手に想像して、勝手に悲しくなってきた。


私がいなくなった後まで、琥太郎を縛ったらいけないよね?


琥太郎はまだ若いんだし、当たり前に私のことは忘れて…

幸せになって欲しい。

幸せに…。



………やばっ!もうこんな時間。

可愛い寝顔に見とれていたら、もう4時近くになっていた。

そっと琥太郎の腕の中に潜り込み目を閉じた。




琥太郎が…幸せでありますように。。。

そんなことを祈りながら。