そんな決心をして、シャワーからあがった。

琥太郎は…スヤスヤ寝息を立てていた。


そんな琥太郎に近づいて、しばらく寝顔を眺めた。

何にも知らない…幸せそうな寝顔。



…琥太郎?
琥太郎は私がいなくなったら、どうするのかな?

簡単に忘れちゃうかな?

また誰かと恋をするのかな?

愛し合って、結婚して…。

子供ができて、パパになるのかな?


私のことは…思い出になるのかな?