その夜は、胸がドキドキして眠れなかった。 儚い期待。 でも、でも…。 もしかしたら………。 琥太郎には結果が出たこと自体言わないでいた。 言ったら一緒に病院に来るって言い出すだろうし…。 結果を聞せるわけにはいかない。。。 琥太郎に包まれながら…祈るような気持ちで目を閉じた。 神様…。 お願いします。 私に、もう少しだけ生きる時間をください…。 もう少しだけ琥太郎といさせてください…。 もう少しだけ…。