「…愛してるよ。」

耳元で囁き、そのまま耳に吐息を感じさせる。

それだけで、全身に鳥肌が立つくらいに感じてしまう。

「…耳、感じやすいよね?」

私が感じる場所を熟知してる…。

「紘は本当に、可愛いな。。。」

妖艶な笑みを見せ、そのまま胸へと落ちていく。


首筋に唇をあて、軽く吸い上げ、赤い花を咲かせた。

「俺のもの。。。」

嬉しそうにキスマークを指でなぞる。


そんな琥太郎が愛しく思え、目を閉じて感傷に浸っていた。。。