「あがろうか?」

琥太郎に手を引かれ、お風呂を出る。

体を拭いていると、そのバスタオルで私を包み込み、抱き上げられた。

「やだっ!歩けるよ?」

下ろさせようと、足をジタバタさせる。

「いいの~!運びたいの。
ってか、本当に軽くなりすぎだけど?」


素晴らしい記憶力ですね…。私の重さまで覚えてるなんて。。。



暴れる私を、何も気にせずベッドまで軽々しく運ぶ。

「さぁ…いっぱい苛めるからね。。。」

私に股がり、ニヤリと笑う。

…ちょっと、怖いですよ?琥太郎君。。。


琥太郎は私の両腕を取り万歳をさせるように押さえつけ、

…そっと唇を重ねてきた。