「だいぶ時間かかっちゃったね?」

もうお昼を遥かに越えていた。

「お腹すいた?どっかで食べてこうか?

…ってか、午後からは。。。
デートしたいな?」

会計を済ませて、甘えたように琥太郎を誘う。


「うん!
あれ以来…一緒に出掛けてないもんね?」

病院から出ると、琥太郎は急に元気を取り戻した。

わかりやすくていいね?

デートと言っても、もう時間もそんなにないし、あまり遠くまでは行けないから…

近くの町をフラフラすることにした。