「…琥太郎?
もう7時50分だけど平気?」

意地悪く笑みを作り、ご満悦の琥太郎に水をさす。

「え″?!50分???

無理ぃ~!!」

慌てて席を立ち、洗面所に走る。

と、思ったらUターンしてきた。

「どした?」

こっちがびっくりする。

「ん!美味しかった!ごちそうさま!」

チュッと軽くキスをしてくる…。


時間がないのに…可愛いこと。。。



「…琥太郎、55分。。。」

「わぁー!!」

泣きながら用意を始める。

本当に…子供のようだ。。。

「んじゃ…行ってくるね。
今日は俺の方が早いから、迎えに行くね!」

行ってきますのキスを忘れずに…走り出していった。。。