段々に琥太郎の独り言は聞き取りにくくなり…。

どうしたかな?って見上げると、スースー寝息を立て初めてた。


「寝ちゃったね?」

笑顔のまま寝ちゃってる…。


琥太郎の元に来て良かったと思う反面…

いずれ琥太郎を傷つけることになるのが…苦しい。



本当にこれで…良かったのかな?

こんなに喜んでる琥太郎を見てると…罪悪感に苦しめられる。。。


琥太郎…本当にごめんね。

でも…失いたくなかったの。

少しの間でも愛し合っていたかったの。


…ごめんね。。



また涙が溢れてくる。。

ダメだなぁ…私。

弱すぎる。。。