ピピ…ピピ…

「お風呂できた!入ろう!」

恥ずかしさをかき消すように、琥太郎は立ち上がり、お風呂場に向かった。


私は…すぐに動き出せなかった。

こんなに、嬉しいのに…。

こんなに素敵なプロポーズを貰えたのに…


叶わないなんて。。。



六ヶ月後…

私はこの世にはいない。。。

籍を入れることすら許されない。。。


何で…。

どうして…。


私は、一度受け入れたはずの運命を…恨んだ。

神様を憎んだ…。



私は…こんな罰を受けなければいけないほどに悪かったの?


私は…。。。。