「…もっと、ロマンチックにプロポーズしたかったけど、

我慢できなくて…。

こんなプロポーズでごめんね?」

琥太郎は照れて、頭をかきながら…顔を赤らめる。


「こんな…じゃないよ。

すごい…すごい嬉しい。

絶対に忘れないから…。
ずっと忘れないから…。」


琥太郎の言葉は…痛いほどに嬉しいものだった。