道行く人たちは…バカがいる、みたいな白い目で私たちを見ていた。


でも…そんなのは全然気にならない。

バカップルでいいんだ。幸せなんだから…。


「…クプッ。。。
琥太郎…く″る″し″い″…。」

あんまりにも強く抱き締めるもんで…息が詰まった。

「わぁ~。ごめん!

嬉しすぎて。。。」


顔を見合わせて…

「あはは!」
「ふふっ!」

笑い合った…。