「琥太郎君。
見てやってくれ。

現実を受け止めて、乗り越えてくれ。

それが、紘の願いだから…。

琥太郎君は、紘が愛した男だ。

必ず乗り越えられる。」



紘の旦那が、どんな気持ちで俺を励ましていたか…。

悔しさ、

憎らしさ、

許せない思い…。

そんなのも乗り越えて、紘の気持ちを伝えてくる。

…この人は、紘のこと、ちゃんと好きだったんだな。