ブルブル…ブルブル… 鞄の中で携帯が鳴りはじめた。 慌てて携帯を取り出すと、琥太郎からのメールだった。 それと七件の不在着信… 「…誰だろう?」 開いてみると、七件とも竹条先生からの電話だった。 留守電は録音されていなかった。 今日はもう遅いから、明日の休憩時間にでもかけなおそうと思う。 琥太郎からのメールは…