逆方向の電車なのに、琥太郎は私の方面の電車に乗り、途中まで送ってくれた。 他愛もない会話。 段々に…もとの二人に戻っていった。 でも…今はちゃんと繋がっている。 これから…私は離婚に向けて、動き出す。 何も後悔はない。 本当に愛すべき人と出逢えたのだから…。