「…私は。。。」

私はようやく口を開いた。

「私は…琥太郎が好きだよ。

いつの間にか…物凄い好きになってた。

でも…忘れようとしてた。

忘れなきゃいけないって…。

私は…琥太郎を好きでいていいの?

好きでいることが…許されるの?

一緒に生きてもいいの?」


自分の中で、答えが出せなくて…。

琥太郎にそのまま、投げつけた。


「…一緒に生きよう?

何が正しいのか、俺にもわかんないけど…。

死ぬのはいけないってことはわかる。


だから…この先ずっと一緒に生きていこう。」

抱き締めている腕に力が入る。