そう思いながら…泣くしかできなかった。

寒い冬の道端で…二人して永遠と泣き続けた。




「…ねぇ、紘さん。。」

泣いて、泣いて…泣きつくして。。。

琥太郎が口を開いた。



私は涙が渇れはて、ぼーっと空を見ていた。

「…紘さんが、もし…。。。
もし、俺のことを…。」

途切れ、途切れの言葉。

「…紘さんが俺のこと、
少しでも好きだって…

思っていてくれるなら…。。。

俺と…俺と…。。。」


私は、全ての終りな気がして…琥太郎の声は…遠く。。。